ピシン体験記_20260811

自分の足で立ち上がるために、今思うこと

参加している「42(Tokyo)」の選考プール(Piscine)での日々を通して、心に強く残っていることがある。

私には信じられないようなひどいことをした人がいる一方で、

その人は周りの前では何食わぬ顔で愛想よく、うまく立ち回っている。

それを見るたびに、どうしようもない悔しさが込み上げてくる。

周りの「ピシン生」たちの反応もさまざまだ。

事情を知らない人たちからは、「学習がキツくて落ち込んでるのかな」「もともとそういう気質の人なのかな」なんて噂されているのが聞こえてくる。

きっと、受験に集中したいとか、関わるのが面倒くさいとか、

どう接していいか分からないだけなのだとは頭では分かっている。

それでも、今まで仲良くしてくれていた人がスッと距離を取っていくのを見ると、

やはり寂しさを感じずにはいられない。

支えてくれる優しさと、自分の葛藤

その一方で、事情を知って必死に支えてくれる仲間たちもいる。

近くの席に座ってくれたり、「大丈夫?」と声をかけてくれたり、

ご飯に誘って孤立を防ごうとしてくれたり。

その優しさが本当にありがたくて、心から感謝している。

ただ、もともと人付き合いが苦手な私にとって

、「人に頼る」こと自体がすごくしんどいことでもある。

優しさに救われる一方で、助けてもらうことにプレッシャーを感じてしまう自分がいて、

「なんで素直に甘えられないんだろう」と、そんなひねくれた性格の自分が嫌になることもある。

運営側にも相談してみた。

「本人に直接注意することはできるけれど、密告したと分かったら逆上するリスクがあるため、今は何もせず様子見」

という返答だった。

「大丈夫?いつでも連絡してね」とは言ってくれるものの、

どうしても根本的な解決にはならないもどかしさがある。

難しい問題だから、仕方のないことだとは頭では分かっているのだけれど。

さらに、ライフセーバーからはこう言われた。

「42は、どんな状況でも自分で判断して行動するという方針なんで」

蘇る記憶と、これから

少し私の話をしたい。

私はもともとエンジニア(メインは脆弱性診断士で、開発の実務経験自体は半年ほどだけど)

として働いていた。

しかし半年前、クライアントにしつこくつきまとわれたり、腕を引っ張られて連れ去られそうになったり、

自宅に侵入されたりして警察沙汰になってしまい、会社を辞めざるを得なくなった。

その後、1ヶ月ほど女性シェルターにお世話になり、

最近ようやく引っ越しを終えて、やっと外に出てこられたばかりだったのだ。

今回の出来事は、あのときの生々しい恐怖のフラッシュバックを引き起こすには、

あまりにも十分すぎる出来事だった。

「どんな状況でも、ルールを自分で解釈し、自分で判断して行動しろ」か。

そうだよね。誰も、私の人生の責任なんて取ってくれない。

文句を言っていても始まらないし、じゃあ、これからどうするか、自分で考えたいと思う。

感謝を胸に、前を向く

色々なことが起きているけれど、決して一人ぼっちではない。

テスト(exam)のときに席を配慮してくださったり、

ストレスが重なって意識を失ってしまったときに駅まで送り届けてくださったり。

本当に親身になってサポートしてくれた運営の方々には、感謝してもしきれない。ありがとうございます。

色々な重荷やトラウマを抱えながらだけど、泣き言ばかり言っていられない。

自分で選んだ道だからこそ、自分の足でしっかりと立って、これからも前へ進んでいこうと思う。

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